いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
受付の上松です。
少し前に、会社で健康についての勉強会がありました。
以前から健康には興味があった方ではありましたが、
それを機に「食の安全」に関心をもつようになりました。
誰でも耳にしたことがあると思う「トランス脂肪酸」について調べてみました。
諸説ありますが、食品を選ぶときの参考になったらと思います。
トランス脂肪酸、別名「プラスチックあぶら」とも言われているのを聞いたことがあると思います。
トランス脂肪酸とは、脂質を構成している成分で脂肪酸の一種。
マーガリンやショートニング、業務用油などを作る過程で発生するものです。
また、牛肉や乳製品などには天然由来のトランス脂肪酸が若干含まれています。
このトランス脂肪酸には血中の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす働きがあります。
ですから、大量に摂取すると動脈硬化などで身体に悪影響を及ぼす危険性があります。
このため、欧米では食品に含まれるトランス脂肪酸の量を表示することを義務付けたり、トランス脂肪酸の含有量を規制するなどの動きがみられます。
しかし日本では、国家レベルでの対応はいまのところ、ありません。
トランス脂肪酸は腸で吸収分解されないため、摂り過ぎると内臓に負担がかかったり肌荒れを起こしたりする厄介なものです。。
バターとマーガリンを放置して、蟻とゴキブリがどちらのあぶらを食べるか?という実験をYouTubeでみたことがあります。
結果は全ての蟻と、ゴキブリがバターに群がり、マーガリンには一匹も見向きもしていませんでした。
私たちは虫が食べないようなものを日常的に食べていることになります。。。(>_<)
食品包装の裏に書かれている成分表示で言うと、「マーガリン、ショートニング、ファストスプレッド、食用植物油、加工油脂」
と表示されているものにトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸はほとんど酸化しないため、長期保存できます。またトランス脂肪酸を添加するとサクサクとした食感が作れるため、
市販の製菓会社は、安いコストで(腐らない)安定したお菓子の供給ができるようになりました。
気になって食品表示を見てみると、市販のお菓子やパンにほとんど含まれています。
また、トランス脂肪酸は高温(200度以上)を加えると発生します。
ですので、あのオリーブオイルでもトランス脂肪酸を生み出せます。
家庭の揚げ物は温度に気を付ければ200度以下で調理はできますが、
スーパーのお惣菜揚げ物やカップラーメン、市販の冷凍の揚げ物、ファーストフードのポテトフライなどは高温調理となるためトランス脂肪酸がもれなく含まれますね(´・ω・`)
トランス脂肪酸を100%摂らないようにするのはほとんどの場合難しいと思うので、
極力摂らないようにする、嗜好品としてたまに食べるくらいにしたいですね。
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